お知らせ
この度、2014年に開校しました『養生セラピストスクール』は、『リテラピーココロカラダ学』として、スクール名とホームページをリニューアル致しました。
2020年という、世界的な変革期。
新型コロナウィルスの感染拡大により、日本のみならず全世界の情勢が不安定な状況に置かれています。
これまでの社会の中で、『あたりまえ』と言われてきた事が覆されたり、通用しなくなったりと、新たな価値観や生活スタイルを求められるようになりました。
今まで以上に『安心』『安全』『信頼』を求められるようになったと強く感じています。
少なからず、リラクゼーション業界やエステ業界もその影響を受けています。
サロンへ通う理由として、「家から近いから」「通いやすい値段だから」「知り合いがしていたから」など、それが全て悪い訳ではないのですが、「なんとなく」で選ばれていたセラピストやサロンは、これからより厳しい状況に置かれていくのでは無いだろうかと危惧しております。
何が言いたいのかというと…
「このセラピストやエステティシャンが好き!」「このサロンが好き!」「私をよく解ってくれてる!」など、
お客さまが「本気度」が感じられるセラピストやサロンは、どんな状況でも生き残っていけます。
本当のファンが、セラピストやサロンを支えてくれているんです。
まさに、禍を転じて福となす。
コロナショックのお陰で、私の中で「なんとなく」が確信に変わりました。
必要なモノやヒト、情報とそうじゃないものがより明確になってきたんだということ。
それは、お客さまが『安心』『安全』『信頼』を選択のベースとして、本当に自分に合った商品やサービスをより求め始めているということです。
お客さまとセラピストの関係は、まるで恋愛のマッチングのようなもの。
お客さまが欲しいもの、セラピストが提供出来るサービスがマッチング、意気投合したら次の段階へ。
お客さまとセラピストという関係性を超えて、人と人として心からカラダとココロが通じ合っていく本当の信頼関係へと変わっていきます。
言葉を介してのコミュニケーションのみならず、お客さまのカラダとセラピストの五感を通して行われるような「何も言わずに解ってくれる」非言語のコミュニケーションが本当の信頼関係を築いていく上で大きなカギを握っています。
そんな中、セラピストを育成するスクールの立場として、ただ単にスキルや知識のみを教えるだけではセラピストの個性や能力は発揮できないのではないか?と感じる事が多くなりました。
スキルを習得していく上で、基礎はとても大事ですが、プラス、セラピスト自身が自信を持ってセラピーを提供出来るように、持っている能力や個性を潰す事なく、五感を活かして習得していって欲しいなという想いが強くなりました。
『リテラピーココロカラダ学』では、セラピストが五感や観察力を磨きながら、スキルだけに頼ることなく、自己成長できるようなセラピスト自身のココロへアプローチするコースを新たに作りました。
どんな状況でもセラピスト自身の能力が発揮できるセラピスト。
お客さまとの本当の信頼関係を築いていくために、五感を研ぎ澄まし、観察力を高めながら、セラピー経験を重ねていくことが大切です。
あなたのお客さまにとって、セラピストの存在が唯一無二のゴットハンドハンドになって欲しいと願っております。
リテラピーココロカラダ学
上利麻美